>>731の続き
「“これ”が大切なものを奪った」被災者が初めて崩落起点に 排水対策も視察 熱海土石流
2022年06月03日(金)
https://www.sut-tv.com/news/indiv/16463/

実はあの土管は、2mくらいの深さがあるのです。
ニュース映像の最後の方に、土管内部の底の映像がチラリと写っている。
驚いたことに土管の底には、地下水が染み出しているのです。
万が一、浸透桝であったとしたら、地下水位の位置を示しているということなのです。
それでは地質断面図を見てみる↓
5.2 地質調査
https://www.pref.shizuoka.jp/kensetsu/ke-350/sabouka/documents/dai5syou5-10.pdf

5枚目のC断面を見てほしい。
土管の位置は源頭部No.3ボーリング箇所付近になるけど、地下2mくらいでRd層(シルト質礫)に差しかかるのであります。
そして崩落部をみると、なんと、常時湧水点があるのです。
つまり、排水溝で集められ、この土管に入った雨水は、Rd層を通り常時湧水点に出てくる構造になっているのです。
万が一、この土管から水が溢れてくるようなら、それは非常に危険な現象と言えるのです。