>>472
中間報告では、データが不足しているから不確定要素があると明記されている。

つまり、有識者会議に参加された先生方も、想定外が起きる可能性も有ることを
示唆している。もし、工事後、中間報告の結論とは異なる何か重大な事が起って
も、有識者会議は責任はとらないという事だ。

万が一にも大井川の水は減らない、何かあればJR東海が責任を持って補償する。
JR東海の社長が流域民に対して言えば、流域民の不安は無くなり知事も反対する
理由が無くなるので認可されるだろう。

中間報告が正しく水が減らないなら、補償金の発生が無いはずだから簡単に言
えるはずだ。

でも、実際は万が一が有ったなら、JR東海1社で損害を補填できない可能性もあ
るから言えないんだ。であれば、静岡県側としては想定外に備えた何らかの担保
が欲しいのは当たり前。それが全量戻しだ。

しかも、全量戻しは、後から静岡県がゴリ押ししたのではなく、環境アセスが出た
後の段階で予め静岡県とJR東海の両者で取り決められた約束だ。国もこの約束
については工事中の湧水も含むと言ってお墨付きが出ている。

これについて、静岡県に文句を言う事は、むしろ推進派のゴリ押しである。