( 資料提供 )
「リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に係る協議について」の文書をJR東海に発出
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha.nsf/c3db48f94231df2e4925714700049a4e/4a9df9ae2604efa9492588d800817f02?OpenDocument
1 概要
〇 静岡県中央新幹線環境保全連絡会議地質構造・水資源専門部会を開催し、「どの時点で静岡県境へ向けた工事を止めるのか」について、協議する。
 併せて、「工区設定理由等」についても、JR東海から説明を求める。
2 発出文書
 別添のとおり

令和4年 10 月 13 日
東海旅客鉄道株式会社
代表取締役副社長 宇野 護 様
静岡県中央新幹線対策本部長
静岡県理事 難波 喬司
リニア中央新幹線南アルプストンネル工事に係る協議について
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha.nsf/kekka_sosiki/4A9DF9AE2604EFA9492588D800817F02/$FILE/hassyutu.pdf

>さて、現在、山梨工区及び長野工区については工事が進められ、とりわけ山梨工区につきましては、静岡山梨の県境付近まで工事が進んでいるとお聞きしております。
>この工事がこのまま進めば、トンネル掘削により発生する湧水は、水圧差(動水勾配)の関係上、近傍の地下水だけではなく、 距離的に離れた場所の高圧の地下水を引っ張ることになります。
>したがって、トンネル掘削が県境付近に近づけば近づくほど、山梨県側のトンネル 湧水として静岡県内の水を引っ張る量が増え、結果として、大井川の水資源へ影響が生じることが懸念されます。
>このため、工事中に静岡県側から山梨県側に流出する地下水の戻し方が 決まるまでの間は、静岡県境ぎりぎりで山梨工区及び長野工区の工事を止めるのでは無く、大井川の水資源への影響を回避するため、「どの場所で 静岡県境へ向けた工事を止めるのか」を決定する必要があると認識しています。

周辺からトンネルに水が引き込まれる概念図(トンネルを上から見た場合(参考資料)
http://www2.pref.shizuoka.jp/all/kisha.nsf/kekka_sosiki/4A9DF9AE2604EFA9492588D800817F02/$FILE/gainenzu.pdf

いよいよ県境部分がターゲットに入ってきた。
高速長尺先進ボーリングで開かずの扉をぶち抜くぞ。
しかし、岩盤の中の水分が概念図のような等水圧線を描くののかなぁ。