ラーメン二郎新宿歌舞伎町店@歌舞伎町二丁目にてラーメン700円。
9/28移転オープン、夜9時でざっと20人の店外待ち。こんなに人気があって、食べたことのない人ですら店名とラーメンの特徴を知っているラーメン屋が、他にあるだろうか。
東京都以外にも暖簾分け店があるけど、東京を代表するラーメンとは言い過ぎではないでしょう。さらに言えば、インスパイア店は数え切れないほど。
そんなに有名なのに、何とかショーとか、何とか博とか、何とかフェスに出店したという話を聞いたことがない。なぜだろう。

ラーメン二郎の暖簾分け店には、幾つかの決まりがあります。
決まりの一つに「店主は常にお店に立つこと」があり、某武蔵小杉店が立っていないことで「ラーメン二郎」を名乗れなくなりました。
ところが、ここと小滝橋通り店は店主、つまり本店で修業しての店長さんが不在だけでなく、存在しません(店長さんはいます)。
決まりの一つに「他店とは5キロ以上離れること」があります。
ここと小滝橋通り店は徒歩数分、とてもそんな距離は離れていません。

店内はもちろん満席で、店内待ちも10人ほど。
空いた席から順番に座っていくものばかりと思っていたら、店員さんが席を案内していて、二人客は並んだ席が空くまで待たされていました。
へぇー、そんな二郎があるんだ。と言うか、最近の二郎はそれが普通なのかな。

程なくして提供、新潟店では「こんなに酷いとは。
これをラーメン二郎と思わないでくれ」と思いました。

今日のはその新潟店を遥かに抜き去る味、さすがはカブジ、素晴らしい。
先ずはスープがぬるい、肉の旨みは殆どなし。
麺は味がかなり薄めで、本当に自家製麺か疑いたくなる。
ブタは端っこの小さいの、野菜はほぼもやしで、茹で置きされていて冷たいほど。

こんなに酷くても、ラーメン二郎はラーメン二郎。
こういう店に来ると、待ち行列とラーメンの味は関係ないことを思い知らされます。