■休日は情報収集で時に遠征も
平日は本業に邁進するが、昼食か夕食の少なくてもどちらかはラーメン。
一方、休日はラーメン評論家としての「知識」を蓄えるため、
1日2〜3杯ラーメンを食べることもざら。時に地方遠征も。もちろん自腹だ。
収入の大半は、ラーメン代と交通費に消える。

「ラーメンがとにかく大好きなんです! 食べているとアドレナリンが出ちゃう。
土日にラーメンと濃密に付き合い、
リフレッシュして月曜日から新たな気持ちで本業に励む。
私にとって、非常にいい形で毎日がまわっています」

広報としての経験が身に付くにつれ、
学生時代は感覚が先行していたラーメンへの愛が、
文献やデータももとにして語れるようになった。
学生時代から「社会経験をしっかり身に付けてこそ、
ラーメン評論家として長期にわたって活躍できる」と考えていたが、
その通りの道を歩んでいる。

「社会人3年目くらいから、本業とラーメン評論家
それぞれで得たことはつながっていると痛感するようになりました。
特に私は広報ですから、幅広い人脈は財産です」

「みんなで複数種類のラーメンを食べよう」と声をかけてくれる同僚にも恵まれ、
日々ハッピー。ただ、女性ならではの悩みも……。

「いかに胃腸を健康に保ち、太らないようにするか。
私が必ずやっているのは、ラーメンの前に野菜ジュースを飲む、
1日にキャベツ1玉程度の野菜を食べる、
1時間以上お風呂につかり代謝をよくする、です」