大晦日の晩、野猿二郎さんに二人の子供連れの貧しそうな母親が現れます。

「大ラーメンヤサイマシマシ…一人前なのですが…よろしいでしょうか?」

それを見たせいまさんは、こっそり1.5kgのラーメンを茹でます。
そして、親子3人で出された一杯のすり鉢を分け合って5分の1ほど食べてお腹をさすって帰ってゆくのでした。