>>45
そもそも「純米酒」なんて言葉は、
おそらくアル添酒を清酒と認めたがっていた大蔵省やその周辺の酒造関係者が言い出した言葉であろう


日本酒が純米なのは当たり前のことだから、それをあえて純米酒なんて言う必要はなかった
しかし、アル添した酒も日本酒にしてしまった事から、
本来は、ただの日本酒で通じるところを わざわざ「純米」酒などと言い換えて区別しだすようになったわけだ

酒税法の清酒の定義では
まず最初に
 「イ 米、米こうじ及び水を原料として発酵させて、こしたもの」と書いてある
つまり、清酒は純米が原則であると法律上も認めているわけである
そして、その後に例外事項として
 「ロ 米、米こうじ、水及び清酒かすその他政令で定める物品を原料として発酵させて、こしたもの」と書いているのである
要するに、原則は純米なのであり、アル添や糖類添加などは例外という事を言っているわけだな

だから、元からある清酒をわざわざ「純米酒」などと呼ぶのではなくて
後から出てきたアル添した酒を「アル添清酒」とでも呼んで、元からある清酒と区別するのが道理というものである