俺はBlossoms Moonアリだと感じた。
　
鍋島が社運をかけて開発した新作です、ってなら懸念を表明せねば、だけどな。
これ、数多あるバリエーションの一つでしょ。ちなみに、今年の雄町生は
びっくりするほど複雑で多様で延々と美味かった。だから全然心配してない。
　
俺はまだ開栓日。最初は確かに、味が無い。火入れなのにどうしたことか。
だけど生酒によるあるように、徐々に開いてきた。「桜のl花」と称するココロは
なんなのか。はかない、ということだと思ったぜ。結構甘い酒になるのだけど、
古来「桜の花」に比喩的に紐づけられてきた文化の断片のようなものを、柄にも
なくちょっと感じて嬉しくなったぜ。花陽浴でもない。而今でもない。さすが鍋島。