>>874のRERA氏の個人的評価の続き

「正直に言うと、これをフランス中心に売るのはどうかな、というほど微妙です。
余市由来のピートもわずかで、フルーティさも深みがなく、スペイサイド系の
ノンエイジモルトにちょっと島嶼系のモルトを加えたようで、個性はあまり感じられません。
グレーンウイスキーもカフェグレーンらしさは少なく、かといってカフェモルトでもなく、
いったい何を使ってるんだという感じです。
ブラックニッカと比べてもニッカらしさが薄く、これを輸出用に出すのはどうなのかと思います。

ブラインドテストで、スペイサイドモルトを中心にした1000円クラスのブレンデッドモルトと飲み比べても、
変わらないかこちらを選ばないかのいずれかになるでしょう。
せっかくジャパニーズウイスキーを買って期待する外国人を失望させかねないように思えます。
これはジャパニーズウイスキー全体のブランディングにも傷がつくでしょう。

700mL、アルコール度数40度、価格は4500円ほど。二度の輸入の手間賃を差し引いても割高感が否めません。
これを買うくらいなら、ブラックニッカのリッチブレンドや定番の1000円スコッチを買ったほうが満足できます。」