製造業 雇用7年ぶり1000万人回復 国内回帰が波及

 生産拠点を海外から国内に移す企業が増え、雇用を一段と押し上げている。製造業の雇用者数は1〜8月平均で1003万人と7年ぶりに大台を回復する見込み。
アジアの人件費上昇や円安基調が定着してきたことが背景にあり、企業は長期的な人材確保のため国内で正社員の採用も増やしている。賃金上昇への期待から家計の心理は明るい兆しも出ており、消費を下支えする効果が広がりそうだ。

https://www.nikkei.com/article/DGXLASFS29H2D_Z20C17A9000000/