>>536
その前に、拉致問題の解決というのを、日本人はどう考えているんだ?
「北朝鮮はうそをついている」
「死んだとされる人たちは全員生きている」
「日本の失踪者で分からない人たちは、みんな北朝鮮に拉致されている」
「全員帰国まで戦うぞ〜!」
かい?

だけど、普通に考えて2002年の日朝平壌宣言から数えても16年、拉致事件発生から考えても40年から50年
それで、全員生きていると考える方が無理で、一部生存していて、一部は本当に亡くなっていて、一部は北朝鮮とは無関係だとなるだろう。それが常識というもの
問題は、生存している人以外の”本当に亡くなっていて”と”北朝鮮とは無関係”と
日本人として納得できるかどうか?

「納得できないから、日本から調査団を派遣するので、徹底的に調べさせてくれ。北朝鮮はそれに協力せよ」という形でしか、解決の方策はないでしょ?
そういうまともな話抜きに、「全員生きているから、全員生きて返せ」「それが拉致問題解決だ」という議論を出発点にするのは、不毛だよ

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%9D%E5%B9%B3%E5%A3%8C%E5%AE%A3%E8%A8%80
日朝平壌宣言

2002年9月17日、平壌を訪問した日本国内閣総理大臣小泉純一郎が、朝鮮民主主義人民共和国国防委員長金正日と日朝首脳会談を行った際に調印された宣言文。拉致問題の解決、植民地支配の過去の清算、日朝国交正常化交渉の開始などが盛り込まれた。

2004年の第二回日朝首脳会談以後、拉致問題が進展しなくなったことや、2006年に北朝鮮政府がミサイル発射実験や核実験を強行したこと、日本政府がそれらを受けて経済制裁を強化してきたことなどにより、有名無実化した状態となっている。

批判
日本の政治家中山恭子によると、当該宣言は「北朝鮮の拉致という犯罪行為については、今後再び生じることが無いよう適切な措置をとることを確認した」とされており、
「忘れましょう、いずれにしても致し方ありませんということが明確に平壌宣言には書かれている」と解釈可能であり、
「従って、日本という国は、日本国家は、日本国民が拉致されていても、その救出にあたることは致しません。相手国にお任せします。これが戦後の日本の日本国民に対する方針です」と論じている[1]。