オーバーエデュケーション
大卒向けの求人なんて限られているのに、大学生が増えすぎた。
その結果、大卒向けの会社に就けず学歴不問の会社に就職する学生が多い。
当然、学歴不問の会社は、給料が安いから奨学金を滞納してしまう人が続出する。

例)
大学進学率30%の時代
大卒向けの会社の採用枠が3人とする。
高校生10人のうち3人が大学に進む。
4年後、その3人はみんな大卒向けの会社に就職できる。

大学進学率50%の時代
大卒向けの会社の採用枠は、進学率30%の時代と変わらず3人だ。
高校生10人のうち5人が大学に進む。
4年後、5人のうち3人は大卒向けの会社に就職できる。
しかし、残りの2人は学歴不問の会社にしか就職できない。