国立大学は国から運営費交付金を、
全国の総額で毎年１兆１千億円もらってる。

国立大学の学生数が約５０万人なので、
一人当たり年間２２０万円の血税が投入されている計算。

私立大学が、一人年間１００万円程度の学費で
運営がまかなわれていることと比較すると、
国立大学がいかに、非効率であるかが分かる。

国立大学を民営化することにより、
毎年１兆１千億円の運営費交付金が不要となる。
これを給付型奨学金とすれば、百万人の学生に対して、
毎年百万円を給付することが可能である。

給付型奨学金は、センター試験の上位半数（上位２５万人）に、
クーポン（バウチャー）を配布する方法が考えられる。

国立大学民営化という痛みを伴う改革によって、
百万人の学生の経済的負担が解消する。