3月6日の参院予算委員会。立憲会派の小西参院議員から、「“法の支配”の対義語は何か」と問われ、全く答えられなかった件の馬鹿ソーリ。

質問された安倍某は、答えられないから答弁に立てず、暫く椅子に凍り付いたまま。
結局、「まさに、この反対語と言うよりも、法の支配、え、ということを申し上げているのはですね、いわば、あーこのー、この海、、、繁栄の海……」などと、シドロモドロになり、
最後まで“法の支配”の対義語は答えられず終いだった。

作り笑いでごまかしていたが、完全に頭が真っ白になっているのが、傍から見ても明らかだった。

呆れた小西議員が、「“法の支配”の対義語は、憲法を習う大学1年生が初日に習うことですよ。法の支配の対義語は“人の支配”です」と教えていた。

大勢の前で赤っ恥をかかされたのがよほど悔しかったのか、小西議員に対し「人格的な批判だ。将来を思えばそういうことは控えられた方がいいのでは」と負け惜しみを口にしていた。

しかし、“法の支配”や“人の支配”といった基礎的な概念さえ知らず、よくも「憲法改正」を口にできたものだ。厚かましいにも程がある。

法の支配の対義語を知らないということは、“法の支配”の正しい意味も知らないのだろう。
英語でも“ルール・オブ・ロー”と“ルール・オブ・マン”という対義語がある。恐らく、安倍シンゾーは立憲主義の意味も理解してはいまい。
法は、権力者が国民を縛り付ける道具だと考えているのではないか。

この男にだけは、絶対に改憲をさせてはならない。