どの程度の「白人主義」になるか、と。


個人情報流出で罰金最大26億円 EUで「一般データ保護規則」が施行

5/26(土) 7:15配信 SankeiBiz
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180525-00000006-fsi-bus_all

欧州連合(EU)で25日、個人情報の保護を大幅に強化する「一般データ保護規則」(GDPR)が施行された。
個人情報の域外への持ち出しなどが原則禁じられる。
違反すれば最大で世界売上高の4%または2000万ユーロ(約26億円)のうち高い方を罰金として科す「世界一厳しい」(米紙)内容。
日本企業が罰金を科される恐れもあり、新たな経営リスクになりそうだ。

保護の対象はEU域内とノルウェーなど周辺3カ国に暮らす個人。
域外企業は域内に拠点がなくても、対象地域に商品やサービスを提供すれば適用される。
個人情報を扱うには本人の明確な同意が必要で、情報の消去なども求められる。

情報の域外への持ち出しは米国など一部の国・地域を除いて原則禁止。
日本は持ち出しできるようEUと協議中だ。
情報流出時には72時間以内に当局に報告する義務がある。

欧州委員会は「デジタル化した将来は信頼によってのみ築かれる」と強調。
EUの規則が世界標準となる可能性もある。

国際的な情報システム監査団体ISACAが施行1週間前に公表した調査結果によると、
世界の調査対象6000社のうち、準備ができたとの回答は29%だった。(ベルリン 宮下日出男)