【社会】女子高生「ヘイトスピーチなんてサイテー」、新右翼の青年「真の右翼は差別しません」…すべての差別に反対!東京大行進
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■「サイテーだよね」

 米国の公民権運動指導者マーチン・ルーサー・キング牧師が「私には夢がある―」と差別撤廃をうったえたワシントン大行進から50年。
すべての差別に反対する「東京大行進」が開かれた。

 街頭で「韓国人を殺せ」「日本から出ていけ」などと連呼する「在日特権を許さない市民の会」(在特会)らのヘイトスピーチ(差別扇動表現)には、
在日韓国人だけでなく、さまざまなルーツを持つ外国人や日本人にも不快感が拡がっていた。

 静岡県沼津市の女子高生(16歳)も、この日の大行進に参加した。「高校でも“サイテーだよね”って、よく友達と話しています」

 彼女は大のK-POPファン。韓国人の友人もいる。彼女にとってヘイトスピーチは「好きなアイドルや友人が傷つけられるということ」。
そして「カウンター(対抗運動)に参加してる大人たちが、とてもかっこよかった」のだそうだ。

フェイスブックで大行進を知り、見にきたというダシルバニクソンさん(38歳)。
カリブ海のセントビンセント・グレナディーン諸島から日本に来て10年になるが、歩いているだけで警察に職務質問されるなど、
日頃から差別を感じる場面が多々あるという。
大行進について「差別への反対デモをみんなでやるのはグッド!ONE LOVE」と笑顔を見せた。

 妻と生後4カ月の子をつれていた中国人男性(会社員、30歳)は、新宿駅西口で大行進をじっと見つめ、iPadで写真をとった。

 「生活する場所は選べるけど、生まれてくる国は選べない。だれもが生活の場を選べ、差別を受けずに暮らせるよう法律が整備されたらいい」

 東京大行進は民族差別だけでなくセクシュアル・マイノリティや被差別部落など、あらゆる差別に反対をとなえ、
日本政府に人種差別撤廃条約の履行も求めている。

 その方針に政治的立場の違いはさほど感じられない。
「これまで在特会やヘイトスピーチに甘すぎた」と話すのは新右翼の山口祐二郎さん(28歳)。
「真の右翼は差別しません」と語り、今後もカウンターを続けていくと意気込みを述べた。