金正恩は核武装の全面放棄を宣言すべきだ。苦労して完成させた政策とはいえ
核武装による抑止力に基づく内政不干渉の獲得というのは彼の父の代の政策を
引き継いだものに過ぎない。核武装の慣性を宣言してなお石油の禁輸など
対外的な圧力が強まる中、父の描いた戦略が現実的でなかったと証明された。
彼は権力の継承者としての義理を果たしたと思う。

金正恩は彼にとっての「玉音放送」をするに足る英明で国民思いの君主であると思う。
彼が核武装を放棄し国民の審判に身をさらしても、北朝鮮の国民は彼を支持すると思う。
また金正恩がその試練に挑める勇敢な人物であるとも信じる。