自治体システム障害、日本電子計算が謝罪 復旧まだ7割
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191216-00000047-asahi-soci

日本電子計算(JIP、東京都千代田区)が提供するシステムを使う全国の自治体で、
住民票の発行ができないなどトラブルが発生している。JIPは16日、都内で記者
会見し、謝罪した。全面復旧の見通しは立っていないという。

JIPによると、トラブルが起きたのは4日午前。最大で53の自治体や広域事務組
合などで、公式ホームページの閲覧や住民票、戸籍、印鑑証明書などの発行ができな
いトラブルが相次いだ。

16日時点で7割は復旧したものの、不具合は続いており、うち33自治体の後期高
齢者医療制度に関するデータや職員が送受信したメール、学校関係のデータのバック
アップが確認できていない。データが消えてしまった可能性もあるといい、調査を進
めている。

不具合があった自治体名をJIPは明らかにしていないが、東京都内では中野区や
練馬区、あきる野市、日の出町、奥多摩町などで障害が判明している。
2019.12.16 朝日新聞