>>283
アイヌや琉球人を含む縄文人は最低でも3万年以上、数万年の間、
北海道、本州、四国、九州、沖縄その他の離島といった日本列島に暮らし、縄文文明を作っていた。
約7000年前に、鬼海カルデラの噴火があり、西日本一体の縄文人はその影響で滅んだ。
その後の数千年間は、主として東日本側に縄文後期文明がつくられていた。
そして過疎化し、場合によってはほぼ無人となっていた西日本側に、

約2800年前に、各種の弥生人達が、中国大陸や朝鮮半島から入ってきた。
彼らが作った弥生文明の中には卑弥呼の邪馬台国も含まれていた。
その頃の中国側の証拠では、漢倭奴国、という国がこれらの弥生人集落のどこかにあった。
後に天皇家の作った神話(つまり史実めかした虚構)である古事記・日本書紀などでは、
この頃、初代天皇として、宮崎県界隈から日本に上陸した神武天皇が、
諸部族を侵略しながら奈良県へ入ったという。