池田信夫著、「戦後リベラルの終焉」−何故左翼は社会を変えられなかったのか

戦後70年が経ち、ふと来し方に目を遣れば、そこには「戦後リベラル」の屍が累々と横たわっていたーー。

全面講和、安保反対から、反原発運動、朝日新聞の大誤報まで、
左翼はかくも社会を「変えられなかった」のだ。

終戦から現在に至るまで、東大法学部や朝日新聞に代表される日本の知的エリートは、
理想的なスローガンに終始してきた。
保守陣営への対案を示せず、ポピュリズムと温情主義に陥った「戦後リベラル」達の罪は重い。
戦後70年を経たいま、「革新」という幻想はこれからどこへ行くのか。
サヨクの欺瞞と敗北の原因を描き出す、「敗者の戦後史」。