12月12日、中国メディアの瞭望新聞週刊は「日本が迎撃ミサイルなどを購入する意図」を報じた。
「イージス・アショア」導入に7億3千万円を計上し、F―35Aのために巡航ミサイルを導入する。
自衛隊は米軍に倣ってミサイル防衛能力やミサイル作戦能力を強化。将来、米国が主導する局部的な戦争で、
自衛隊は後方ではなく第一線で戦うことになる可能性がある、と分析した。

射程距離が500キロから1000キロに達するイージス・アショアがあれば、在日米軍の戦闘機や爆撃機は安心して西太平洋地区の目標を攻撃できる。
「在日米軍の東アジア地区における軍事的野心を刺激する」と論じた。

イージス・アショアは、第1列島線で訓練する中国空軍に潜在的な脅威になる。弾道弾迎撃ミサイルSM―3を24発搭載可能だ。
必要に応じて自衛隊はSM―3をSM―2やSM―6に変更でき、ミサイル防衛基地が長距離防空ミサイル基地に変わる。

中国空軍は第1列島線から西太平洋の空域で訓練する際、自衛隊のF―15J戦闘機と、イージス・アショアにも注意しなければならなくなる。
「表面上、安倍政府は朝鮮半島の危機を宣伝しているが、実際は軍拡のための口実にしている。これは周辺国との矛盾を大きくするだけだ」と論じた。

自衛隊は空対地巡航ミサイルをノルウェーや米国から買うことも検討。自衛隊のF―35Aが奇襲攻撃ができることになると警戒感を示した。
(2017年12月14日 Record china)