>>674
 國家とは自らの國體と主權と國民の生命と財産とを如何なる手を盡しても保護す可しと云ふのが世界の共通した基本的國家觀である筈である。
憲法典とは國家の統治法であるがゆゑに如上の觀念を前提に考へられる可きである。
個人の信念が國家のある可き理念を凌駕する縡は先づ有得ぬ。
亦個人の思想信條や好惡の念が法の效力を左右してはならぬ。
其は立憲主義や法の支配の否定でしか無い。
 基本的に占領憲法の護憲派や左翼はさう云ふ觀念が根本的に缺落してゐる。