>>105
無関心、というのはそう仕向けられてきたって話

戦前の天皇主権の下では、天皇は日本の国造りの神さまの生まれ変わりであり、日本民族の総本家であるから臣民は天皇家に尽くし、
いざという時は天皇を守る為に命を捧げなさい、
と天皇と臣民の関係性はその内容是非はともかくとして、はっきり説明されていた

敗戦で天皇の神性が否定されただの人間と自認した後、なぜ天皇がいるのか、なぜ公職の世襲が全面禁止されているのに例外として世襲なのか、なぜその一家なのかの公的な定義、説明は一切、削除され消滅した
検定教科書からも神武天皇は架空の存在として削除され、
いきなり七世紀の乙巳の変でのクーデターで実力者を暗殺して実権を奪取して大王の地位に就いた者の子孫が代々の天皇、という説明になっているだけ

ふつうの国民は戦前の天皇がどういう触れ込みの一族だったかを全く知らないし、神道や日本会議が天皇を神格化していることも全く知らないし、気づいていない

本来、天皇は何なのか、ほんとに民主制にとって例外としておいて良いのか、
天皇を戦前のように戻そうとする勢力は何を目指しているのか、もっと議論が出てきても良いはずだが、現状そうはなってない

これを馬鹿だとか、無力だとか言うならその通り

もちろん、天皇を国家の実務面から排除して天皇がどうだろうと国政にはなんの影響もないシステムが出来上がっているというのが第一の理由でもある