ttps://ja.wikipedia.org/wiki/新モンゴロイド

分布
新モンゴロイドは、主に現在のシベリア・モンゴル・中国(華北・東北部)
・朝鮮半島・アラスカ・カナダ・カザフスタン・キルギス・グリーンランド
に多く居住するとされる。 日本には、紀元前8〜3世紀にかけての縄文時代
終期から、弥生時代以降に渡来人(倭人)として断続的に渡来し、日本列島
在来の古モンゴロイドを圧倒しつつ一部混血して現在の日本人が形成された。

特徴
古モンゴロイドなどの他人種と比べて一般に目がやや吊り目であり、
一重まぶたで目頭に蒙古襞が見られ、彫りが浅く、体毛が少ない、
頭髪が直毛、唇がコーカソイド系の次に薄く、頭蓋骨の外側
(頭頂骨・側頭骨・頬骨)や上顎骨以外が比較的未発達で歯並びが悪く、
耳が外向き且つ耳朶が薄く乾性耳垢という特殊な形質、頭形は前後に短く
横に広い短頭が一般的で、民族によっては頭長幅示数90を超える過短頭の者
も多く存在する。丸みを帯びた体型、脳容積が比較的大きいといった特徴を持つ。

遺伝子
新モンゴロイド系民族で高頻度で観察されるY染色体ハプログループは、
ハプログループC2、ハプログループN、ハプログループO、ハプログループQ
である。

O1b2系統は日本本州の他、朝鮮半島や満州民族、中国北部などの北東アジア
で比較的多い。

Y染色体で見ると、古モンゴロイドとされる縄文人とアイヌにて最多を占
めるハプログループD1b系統と、新モンゴロイドとされる現代日本人や
漢民族とチベット民族および朝鮮民族にて最多を占めるハプログループ
O系統、テュルク系とモンゴル系やツングース系にて最多を占めるハプロ
グループC2系統では分岐から7万年以上もの時を経ている。