米国の財政状況を簡単に示すと予算規模が約300兆円
国防関連予算が67兆円程度、在日米軍基地の予算は日本が肩代わりしてますが
いくら何でも多過ぎる事が解ると思います

そして問題は恩給など退役軍人や傷病軍人に対する給付金はこれに含まれておらず
100兆円以上の未払い金があるという現実です

トランプは軍を味方に付ける為、軍拡を主張していますが、予算は議会が握っているので
財政赤字のアメリカでは軍拡は見込みが薄いです

次の大統領選でトランプが勝利すれば解りませんが、次の大統領が軍縮を公約する可能性は大です
今の米国民の感情では内政重視だからです。
大胆な軍縮を行い、国内インフラや経済重視の政策の方が米国民に受けるからです

そうなるとNATO解体(EU諸国は歓迎します)、在韓米軍の撤退(韓国民は歓迎します)は現実となります

中国との関係から、在日米軍の撤退と安保破棄を打ち出す可能性も大だと思います
4年後か8年後には必ずそうなるはずです

東京オリンピックの時点で、中国のGDPは米国の80%で日本は20%、中国のGDPは日本の4倍程度になると
予想されます

米国から見た日本はアメリカの2割程度の国、中国を重要視する政策を取る事は疑いようがありません

別に他国も共産党一党独裁が良いとか、中国が好きだとかは思っては居ません
経済規模と軍事力は比例しますし、それに合わせて外交・安全保障に対して力を中国は持つという現実に
周辺国は対応しているだけです

在日米軍の撤退と日米安保破棄は米国からすれば現実的な対応です
別に日本を見捨てるとか、そういう事ではありません
外交安全保障上、存在意義がマイナスになったという事です