米国が日米安保を自国の利益になっていないと認識するなら破棄すればいいだけです。
米国は自国が核報復など軍事的・経済的・政治的な不利益を覚悟してまで日本の為に中露などへ軍事力を使わなさそうだし、米朝戦争が迫っているともいわれるので、基地をどこに移設するかではなく日米安保を破棄して基地を無くすのがいいでしょう。
・米軍基地があったり、米軍を援護していると米国と他国の衝突に巻き込まれやすくなる。
・自国防衛を同盟国に依存するのは不確実だし、その同盟国の政治的圧力を受けやすくなってしまう。
・砂川判決が日米安保を日本防衛の為に限定し、日本が自衛権を行使する手段を持つまでの暫定措置だとしている。
・冷戦が終わって多極化している世界では軍事的や経済的な不利益を覚悟してまで同盟他国を防衛するインセンティブが弱いし、再び二極化して勢力競争に巻き込まれる懸念が高まってから進路を選択しても遅くない。

砂川事件判決 判決理由
>平和条約の発効時において、わが国固有の自衛権を行使する有効な手段を持たない実状に鑑み、
>無責任な軍国主義の危険に対処する必要上、
>平和条約がわが国に主権国として集団的安全保障取極を締結する権利を有することを承認し、
>さらに、国際連合憲章がすべての国が個別的および集団的自衛の固有の権利を有することを承認しているのに基き、
>わが国の防衛のための暫定措置として、武力攻撃を阻止するため、わが国はアメリカ合衆国がわが国内およびその附近に
>その軍隊を配備する権利を許容する等、わが国の安全と防衛を確保するに必要な事項を定めるにあることは明瞭である。