国防と安全保障を一緒に考えてる方が多いと感じます

軍事力等の国防は、安全保障の一部に過ぎません
外交・安全保障とは国益を確保する為に行う国家戦力そのものです

その大切な安全保障政策の殆どをアメリカに日本は委ねているから
日本は完全に主権を回復してるとは言えない、だからこそ憲法改正による再軍備と在日米軍撤退と日米安保破棄を
主張しているのです。
特に日米安保は、安全保障において同盟関係と言えず、この条約のせいで政治家までも思考停止し平和ボケしてるとしか
思えません

自分の国を自分で守ろうとしない国に対し手を差し伸べてくれる国など、国際社会には存在しないという現実を認識すべきです

そして日本の国益を守り生存権を確保する為には、領土や領海を自衛隊が武力で守れば済むと言う話でもありません
日本は食料自給率が低く、エネルギー資源の殆どを海外に頼る極めて脆弱な国です

つまり日本の国益を守り生存権を確保するには、敵を作らず多くの国と安定的な友好関係維持しなくてはならず
日本は原則戦争の出来ない国なのです
中東から1か月石油が来なくなるだけで日本は干上がってしまいます
だからこそ、日本にとって安全保障政策はとても重要なのです

私は日米安保破棄を主張していますが、日本の再軍備と同時に改めて日米安保を結ぶべきだと思っています
しかし、日本の生存権をより強固にするには、日米の二国間同盟だけではどう考えても不十分です
多くの国と何らかの安全保障の為の条約を結ばないと日本の生存権の確保は難しいです

日本の味方になってくれる国を増やす為にも、自存自衛と自主自立は必要不可欠です