増大する中国による軍事的な圧力に対しては、
日米の堅固な同盟関係があれば、実力面で対応できるレベルにある。

しかし、飽くまでもそれは、日本は日本の事だけを考え、アメリカはアメリカの事を考えるのではなく、
双方の事を自分の事と同じように思えればこそだ。

もちろん、そうした友情関係は国際社会の中では理想に過ぎないと言えるかもしれない。
しかし、そうした努力を積み重ねることは、決して後ろ向きな行為だとは言えない。
国民感情といった情動が国家が動かす民主主義という政治制度であれば尚更だ。