【基礎編2】

日本の憲法は、GHQに日本が占領された時に押し付けられた憲法です
だから、日本が再び立ち上がってアメリカが困らないように、軍を持てないように制限をつけました
それが9条です
ですが、その憲法ではまともな独立国家の運営ができません
GHQ案を和訳した際、なんとか工夫して、違う解釈ができるようにしました
その後占領が解かれ、日本が独立国家に戻りました
GHQで憲法を作った人達も、日本はすぐに独自の憲法を制定するだろうと思っていました
その夜のうちに変えるだろうという見方もありました
もしかしたら勝手にアメリカの意思を忖度したのかもしれませんが、結局日本は70年余り改憲せずにそのまま使いました
多くの国は何十回も改憲していますので、何十年も改憲しない国は珍しいです
そして軍備はどうしたかというと、憲法9条で軍を持つことを禁止されていますが防衛力は必要ですので、憲法解釈によって警察予備隊を持ち、さらにそれが自衛隊になりました
軍は持てませんので、力を持った別の存在です
憲法にも記載がありません
普通の軍ではないので、戦争によって敵を殺した時は、殺人罪になるのではないかと言う人もいます