ついに元自民党総裁が反論!

改憲ありきに苦言 福田元首相が講演

3/1(木) 7:55配信
産経新聞
 福田康夫元首相は28日、東京都内で講演し、自民党の憲法9条改正をめぐる党内議論に関し「改正しなければいけないというのが先にきている。中身より通りやすいものでという感じになってしまっている。本当に良いのかという気がする」と述べ、苦言を呈した。
 改憲論の背景にある理由の一つとして「他の国がやるようなPKO(国連平和維持活動)が日本はできない、という部分がある」と指摘した。
 その上で、憲法解釈の変更と安全保障法制を通じ、集団的自衛権の限定的な行使が政治判断で可能になったことに触れ、「当面はそれでいいのではないか」と述べ、改正を急ぐ必要はないとの認識を示した。