「地位・身分・階級」による「支配・強制・服従」
それが今、露呈してる日本の、世界の問題の核心の様に思う。
「アメリカが世界の中心」
「東京が日本の中心」
「自民党が政治の中心」
「社長が会社の中心」
「監督がチームの中心」
「父親が家庭の中心」・・・

って具合に、「中心」を設定し、「その他」がそれに従属・服従して、
「安定・強固」に維持されることを理想形とする支配手法。

「”中心”が変わるような事態が起これば、”全体”が崩壊する」か
のような妄想を説き、その安定・維持を画策する様も伺える。

「”その他”が”中心”に対し、意見を言う事も、疑念を持つ事」も
 批判・嫌悪・抑制される傾向があり、権力を持った側が、権力を
堅持する意図が想定される。

時々「若者の無気力」みたいなのが言われるけど、それって要するに
「公正さや論理よりも、権力や地位が優位で強制される社会・構造」
に諦めや絶望した結果の事なんじゃないかと思う。

その様な「服従慣例化」の構造が、「上に立つ者」の横暴・傲慢を担保し、
国家・社会を腐敗させ、思考停止したかのような姿を晒してるのでは?

「上の者に従え、疑問を持つな」
それを強制されたら「考えること」も嫌になり、無気力にもなるだろう。
それでいて、国家・企業の姿勢としては「世界と戦える産業・経済」とか
掲げる始末なんだから無茶苦茶。
「疑問すら持てない馬鹿」に対して「商品開発要求」するって何?