わたくし別に、児童ポルノとか猥褻物陳列を容認しているわけではございません。

ただ、これらの規制は創作意欲や芸術意欲、憲法で保障される表現の自由と相対する場合もございます。
制作者の創作意欲や表現の自由、発表の自由を著しく制限するものでございます。
すなわち、これは児童だけでなく、制作者の人権にも関わる問題なのでございます。
制作者だって人間です。国民です。児童と同様に権利は保障されるべきだし、規制には客観性のある理由が欲しいですよね。
もちろん、より弱い者=児童の権利をまずは優先すべきだとは思いますけど。

なので、個別の事例を各々の裁判官や自治体の裁量(=主観)によって振り分けるのではなく、
作品に登場する人物の姿勢・表情・どんな場面か・露出度などから、「アレは駄目、コレも駄目」という基準を細かく定め、
「OKなのはここまで」ということが誰の目にも明らかにわかるようにすることが必要なのではないかと思うのです。