5.神道の死生観
 神道においては、【人はみな神の子であり、神のはからいによって
母の胎内に宿り、この世に生まれ、この世での役割を終えると神々の
住まう世界へ帰り、子孫たちを見守る】ものと考える。
 よって、神葬祭は故人に家の守護神となっていただくための儀式である。
 日本国民の神棚には、祖父母等祖先神、天照大御神、靖国の英霊などが奉られます。
 また、神道において死とは穢れであるため、神の鎮まる聖域である神社で
葬祭を行うことはほとんど無く、故人の自宅か、または別の斎場にて行う。
 しかし勘違いしてはならないのは、神道でいう「穢れ」とは、それ即ち
「不潔・不浄」を意味するものではない。
肉親の死による悲しみ、それによって、ハツラツとした生命力が減退している状態、
それこそが「気枯れ」=「けがれ」=「穢れ」である。
ちなみに現人神 = 人間のことです。
神ってるとか、野球で9回を守る投手を守護神と呼ぶがごとしです。
神 = 神様ですよ。