>>929
先祖が何であろうと、今の自分の能力は社会的評価とは何の関係もありませんよね。

「先祖は武家だったんダーーーッ!」といくら叫んでも、武家はその先祖であって、自分ではないのです。

結局、自分自身の能力や社会的評価にコンプレックスを抱えている、自信を持てない、という人間が最後の拠り所にしているのが

「先祖は偉かった」というヤツなのでしょう。自分が偉いわけではないんですけどね。

で、「先祖は偉かった」を「自分も偉い」に擦り変えて、その立場から相手を見下さないと、アイデンティティを保てないのでしょう。

なぜなら、自分自身には相手よりも上に立てるような材料が何もないからです。

情けないというか、器が小さいというか、見ているとなんだか可哀想になってくるんですけどね。