>>496
あんた、右翼というか、拉致問題当時の現代コリア(「家族会をのっとった救う会」)に似ているね

まず、前振りを
http://www.webchikuma.jp/articles/-/46
webちくま
【第73回】北朝鮮拉致問題を硬直化させた人々 斎藤 美奈子 2016/04/14

PR誌「ちくま」4月号より転載
 拉致問題なんて、もう古い話だしなあ、とか思ってません? 白状すれば、私もそう思ってました。
 小泉純一郎首相が電撃的に北朝鮮を訪問し、金正日国防委員会委員長との日朝首脳会談に臨んだのが二〇〇二年九月一七日。両者は「日朝平壌宣言」に署名し、国交正常化交渉を再開することで合意。
 その日から日本は上を下への大騒ぎとなった。
 〇二年一〇月一五日には、地村保志さん・地村(浜本)富貴恵さん夫妻、蓮池薫さん・蓮池(奥土)祐木子さん夫妻、曽我ひとみさんの五人が帰国。〇四年五月二二日の二度目の小泉訪朝後、地村家の三人の子どもと蓮池家の二人の子どもが帰国した。
曽我さんがジャカルタで夫のジェンキンスさんと二人の子どもに再会、家族ともども日本に戻ったのは〇七年七月一八日である。
 こうした動きがあった一方、北朝鮮は第一回小泉訪朝の時点で、横田めぐみさん、田口八重子さん、市川修一さん、増元るみ子さんら八人の死亡を発表しており、〇七年の曽我さん一家の一件以来、事態は膠着したまま何も進展していない。

 とはいえ、〇二年からの数年間は、拉致問題についての報道も議論もそれなりに活発だったのである。それがいつからか「あの件にはふれたくない」という雰囲気が醸成され、気がつけば「もう古い話」と化していた。
安倍首相はときどき思い出したように「解決にあらゆる手段を尽くす」と表明するが、本気にしている人はほとんどいないだろう。ご多分に漏れず、私もほぼ関心を失っていた。