防衛費の「無駄遣い」が止まらない…アメリカに抵抗できない「日本の悲惨な末路」
コロナ対策予備費の5兆円よりも多い…
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/80138
 イージス・アショア代替策としてのイージス・システム搭載艦2隻の建造、開発した米国と日本以外どの国も買わない
オスプレイの導入、米国でも評判の悪い滞空型無人機「グローバルホーク」の輸入は、まさに「無駄遣い3点セット」。

 イージス・アショアをめぐり、米政府との間で2018年度6億円、19年度1757億円の契約を締結しており、配備断念となれば、
そっくり違約金として没収されるおそれがある。モノが手に入らないにもかかわらず、2000億円近いカネが米政府に取られるのだ。
 そうなれば政治問題に発展し、安倍前政権や菅政権が野党に追及されるのは必至。そうした事態を回避するため、
防衛省は青天井の支払いになりかねないイージス・システム搭載艦を何食わぬ顔で建造しようとしている。
 振り返れば、安倍前首相がトランプ前大統領の求めるままに購入を約束したことが間違いの元だった。

 こうして見てくると「無駄遣い3点セット」は、いずれも米国からの武器導入であり、政治家が関与したことがわかる。文民である
政治家が「これを使え」と軍事のプロである自衛隊の武器を選んだのだ。その結果の「無駄遣い」である。