フルスペック集団的自衛権も国際法上は国家の権利だが、憲法優位により持っているが、行使しない。
しかし、限定的な集団的自衛権は閣議決定により行使可能になった。

国際秩序維持、国際貢献、人道目的、保護する義務による武力行使は、国連決議がないと日本には難しいだろう。

アメリカ中心の世界秩序は、日米同盟の前提だろうが、2003年イラク戦争は、見方を逆にすればアメリカによる国家主権破壊、侵略、体制転換、内政への力による介入となる。

現在の日本は、憲法により国際紛争を解決する手段として、武力行使、武力による威嚇を放棄している。
ならば、日本はそれ以外の方法によって問題解決をはかるアプローチを目指すことを期待されている。
自衛隊のブーツ・オン・ザ・グラウンド、ショウ・ザ・フラッグ以外にも日本の果たす役割がある。