>>562 >>563
日本語では、辞書に複数書かれている意味が、常に全て適用されるわけでは無いと知らないのだな。

うつつ【現】
@ (夢に対して)目がさめている状態。現実。 「夢か−か幻か」
A 正常な心の状態。正気。本心。 「 −にかえる」
B (「夢うつつ」の形で使われることから誤って)夢見心地。半覚醒。 「『…、お吸物が冷めます。』と言ふのを−に聞きながら/多情多恨 紅葉」
C (死に対して)生きている状態。 「 −にありしやうにてありと見て/更級」
(出典 三省堂/大辞林 第三版)

【現を抜かす】(うつつをぬかす)→ある物事に心を奪われ、夢中になって我を見失うこと。「競馬競輪に―・す」
この「現」は、「正常な心の状態。正気。本心。」だと、辞書を引いても理解できない者もいるということか。
(ちなみに、本心には「たしかな心。正気。」という意味がある。)
例えば「競馬競輪に―・す」では、競馬競輪に現を抜かしている状態が現実。現実が抜かれているわけでは無い。わかるかな?

そして、
「現チャンピオン」→現在のチャンピオン
「現にチャンピオン」→実際にチャンピオン

この二つの使い方の違いが、辞書を引いてもわかりません、と言っているわけだ。
そもそも、>>553 (既に自分で否定している)>>558 (「現に」に現在の意味がある出典を示したらいい)に対するまともな返答にもなっていない。
日本語が不自由なのにも程がある。