>>751
広島に原爆を投下されその惨状を知っても、昭和天皇は降伏しなかった。
それは、天皇が降伏の絶対的な条件とした三種神器の天皇家による保持と天皇国体の保証を米国が「日本の降伏に一切の条件をつけることは認めない」として拒んだから。
天皇は長崎に原爆を落とされても、なおも長野県の地下壕に立てこもって抗戦するつもりだった。
米軍は、次に
@京都へ原爆投下、
A湘南海岸と九十九里浜の2ヶ所から米陸軍を上陸させ市街地を破壊しながら進軍し東京を占拠する、という計画を立てていることが天皇に伝わった。

天皇は京都に原爆投下と聞いて、天皇家の先祖代々の遺産が吹き飛ばされると理解して即座に降伏を言い出した。
陸軍は大慌てで徹底抗戦を天皇に上奏しても頑として受け入れない。困った陸軍は、那須に疎開していた皇太子(現天皇)暗殺を計画、刺客を送るが間一髪で逃げ、助かった(このことが現天皇の持つ、権力への不信に繋がったと)。

京都への原爆投下の情報でそれまで、百万人にもなろうかという原爆で殺された日本人のことを聞いても顔色1つ変えなかった人面獣心のヒロヒトは、降伏を決断した。