YTG>まず法学理論では憲法に違反する一般法は当然に無効となりますが、憲法に違反する憲法改正は無効とはなりません。
憲法というのは法体系の頂点に位置するので、法学上では憲法を無効とする法的根拠が存在しないのです。
これは初歩的な法学知識の問題です。
そもそも憲法学でいうところの改正限界説というのは、限界を超えたら無効となるわけではありません。
改正限界説とは、限界を超える改正が起こりえないと考えているのではなく、限界を超えた改正は、もはや改正とはいえず、
旧憲法の廃棄と同時に新たな憲法の制定とみなさなければならない、という意味です。
改正の限界を超えた場合は、旧憲法と新憲法の法的断絶が発生し、改正前の憲法と異なる根本規範に立脚した憲法が生まれたと考えるのが憲法学の通説となっています。
(http://web.kyoto-inet.or.jp/people/ytgw-o/sinmukouronhatangaisetu.html)

↑此の論に從へば、改正條項なんぞ殆ど意味が無く、政治家が好き勝手に廢止、再制定出來て仕舞ふ縡になる。