無謀な戦争を継続して多くの日本人を死なせ、不幸に突き落とした政策責任者も一般兵士や国民と同じように祀る。
これがどういうことか、考えてみるうえで参考になるのが「池田小学校襲撃事件」です。
宅間守という男が小学校に侵入し、何人もの児童を殺害し、自らもその事件の責任を問われて死刑になりました。
宅間守もまた、「池田小学校事件」が原因で命を落とした人間の1人なのです。
もし、「池田小学校事件の犠牲者を悼む碑」に宅間守の名も刻んで、被害児童と同列に祀ったら?

靖国神社がやっているのは、こういうことなわけですね。

もちろん、これは「たかが一宗教法人」である靖国神社が勝手にやっていることで、日本人を代表しているわけでもないので
外部の人間が「そういうことはやめろ」と言うのは間違いなんですけどね。