香港デモの参加者は大多数が若い世代だ。当局による監視や、ネット上に痕跡を残す危険性は、誰もが嫌というほど知っていて「デジタル断ち」している。
マスク・ゴーグル・ヘルメット・帽子などをつけて、催涙ガス・唐辛子スプレー・ゴム弾から身を守り、身元を特定されにくくする。
ケータイ電話の位置情報はオフに、オンライン上のプライバシー設定を強化。デモの後、ソーシャルメディアやメッセージアプリから会話や写真を削除。
メッセージアプリも人気の「ワッツアップ」でなく、暗号化できる「テレグラム」を使う。サイバーセキュリティー面で優れ、グループを組んで抗議行動を連携できるからだ。
地下鉄では、交通系ICカード「オクトパスカード」は利用者の足取りが追跡されるので、現金で切符を買う。
デモの最中にAFP記者と話した人々は皆、マスクを着けて顔を隠し、名字か名前の一方しか明かさなかった。

近年、香港では複数の書店関係者が行方不明になった後、中国本土で姿を現し刑事罰を問われる事例が相次いでいる。
2017年には富豪の肖建華氏が中国本土に引渡されたとみられる。「逃亡犯条例」改正案が可決されれば、こうしたことが公然合法的に行われると懸念される。

デモに参加した会社員の男性「香港は1か月前は穏やかだったのに、あっという間にこうなった。こんなに早く状況が変わってしまうなら、
香港もあさってには(中国政府に統制された)新疆のようになってしまうかも」と語った。
(2019/6/14 時事COMより)
・・・本当に、共産一党独裁の中国はイヤな国だな。こんな恐怖の独裁国が着々と軍備を拡張して、尖閣や台湾や沖縄を乗っ取ろうとしてるのに
日本はいまだの9条死守のアホが残っている。困ったもんだ。