日本に於ける歴史、天皇と国民との関係を考えたとき、
基本的にお前の親は社会が認知した権威ある役人でもなく、学者でもなく、医者でもなく、市民でもなく、
他人(が自分で考えて築いた、そ)の財産を奪い殺める盗賊だった。
ということを、認められるのか?ということだろう。
それはそれとして認めたうえで、
その運命を引受けて自分はどう生きるのか、それが出来る勇気を持てるのか。
お前の親はお前を一番大切に思う、自己犠牲でお前を守る親だったのか、
それともお前を捨てて、見殺しにしても(敵に寝返って)自分だけは生き残る、そんな親だったのか?
という現実を見据えることができるのか。
日本に於ける歴史、天皇と国民との関係は、そうした問題と、《相似》である。