ネトウヨというものは明治に生まれた

建武以来天皇は仏典、中国哲学の学者でもあった
その規範が日本人を教育し律してきた
つまり中華文化圏との相互理解が十分可能であった
そしてそれは教育の基盤は幕府には一切ないという事だ

しかし明治憲法教育勅語によってそれは一変した
教育勅語はつまるところ天皇も守るべき日本独自の平等主義の産物であり
それは中華文化圏との決別の決意でもある

通常 、一つの文化圏はその文化圏に共通する教育の原理をもち
したがってそれによって育てられた者は 共通でないまでも
相互に理解可能な道徳的規範および価値の基準をもちうる
だが 、教育勅語とか一国の基本法とかを教育が依拠すべき基盤とするなら
その民族は一種の自閉症とならざるをえなくなるであろう

ネトウヨとはその自閉症を患ったものである