こないだからストローマン論法が花盛りの様子ですが。

■ストローマン論法(https://ja.wikipedia.org/wiki/ストローマン)
議論において対抗する者の意見を正しく引用しなかったり、歪められた内容に基づいて反論するという誤った論法、
あるいはその歪められた架空の意見そのものを指す。

正しく引用しなかったら、それでもうストローマン論法なわけですね。トッコー君とストローマン氏の議論(ていうか、口論)でいくと
「この場所では身を屈めろ、この場所はできるだけ早く突破しろ、というアドバイスが可能な場合もある」を正しく引用すれば、

>この場所では身を屈めろ、この場所はできるだけ早く突破しろ、というアドバイスが可能な場合もある

・・・・・・ってなるわけですね。これが引用です。「要約」という形で紹介しても「引用」なわけですが、
元の文には「それで、どれだけ死亡率が下がるか」とか、ましてや「それでも死んだらどういう評価を受けるか」という意味合いは
まったく含まれていません。そんな文意は「無い」のです。これを

「それさえ守れば大丈夫だったのに、努力不足だったね」

・・・・・・とやれば、それでもうストローマン論法なわけですね。
ストローマン氏は「その言葉は兵士への侮辱だ」というのがこの書き換えの動機だとし、この書き換えを正当なモノだとしてますが

そ も そ も 「 そ の 言 葉 は 兵 士 へ の 侮 辱 だ 」 と い う の は

ス ト ロ ー マ ン 氏 の 意 見 で あ っ て 、 ト ッ コ ー 君 の 意 見 で は な い の で す 。

したがって、「それさえ守れば大丈夫だったのに、努力不足だったね」とは
トッコー君の意見をストローマン氏の個人的見解に基づいて勝手に歪めてしまったものなのです。