放射線防護服を着た聖火ランナーのポスターが韓国で製作された問題で、
IOC=国際オリンピック委員会が、ポスターを製作した韓国の民間団体に対し、
「非難する」と伝えていたことがJNNの取材でわかりました。

 この問題は、白い防護服を着た人物が緑色の聖火を持って走る姿が描かれ、
東京オリンピックと福島第一原発を結びつけるようなポスターが、日本大使館の
新しい建設予定地のフェンスに貼られたものです。

 大会組織委員会は、「大会に水を差す行為で、到底許せるものではない」と
していましたが、IOCがポスターを製作した韓国の民間団体・VANKに対し、
「許可なく五輪のエンブレムを政治的なメッセージのために使用している実態を非難する」
と伝えていたことがJNNの取材で明らかになりました。
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12198-557399/