早く下船していたら感染者は大幅減だった
 クルーズ船内の新型コロナウイルス対応を検証

スウェーデン・Umea UniversityのJoacim Rocklov氏らは、
クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス号」における新型コロナウイルス感染症(COVID-19)への対応に関するモデル検討を実施し、
その結果をJ Travel Med(2020年2月28日オンライン版)に報告した。
報告によると、全く介入しなかった場合と比べ、船内で乗員乗客を隔離したことで
2,000人超のCOVID-19感染を避けられたが、早期に全員を下船させていれば、
さらに多くの感染を回避できた可能性があるという。