>>738

> つまり9条には
> 日本国の自衛とか軍隊とかについては何も書かれていない

「陸海空軍その他の戦力」は軍隊のこと。
「交戦権否認」は自衛を認めないということ。

GHQ占領下の国会答弁で川村政務次官は憲法9条が自衛権まで放棄した条文で
あることをはっきり認めている。

衆議員 - 外務委員会 - 2号
昭和24年11月09日

外務政務次官 川村松助
 政府といたしましても、あらゆる御意見を総合いたしまして判断した結果、
自衞権、自衞戰争は放棄したものと、こう考えております。

憲法9条の原案はマッカーサーが作成しており戦力も自衛権も認めていない。

マッカーサー3原則(「マッカーサーノート」) 1946年2月3日
http://www.ndl.go.jp/constitution/shiryo/03/072/072_002l.html

 No Japanese Army, Navy, or Air Force will ever be authorized and
no rights of belligerency will ever be conferred upon any Japanese force.

日本の陸海空軍を認めず、いかなる日本軍にも交戦の権利(=自衛権)を与えない。


ようするに日本国憲法は現実とかけ離れて矛盾しているということ。
これが違憲裁判で最高裁が統治行為論を盾に判決を避けている理由です。