>>732
天皇のために作られた憲法
国家の平時には内閣、議会などが分担して働くが、非常時にはそれらを止めて天皇が司令塔となることが規定されていた

敗戦が不可避となってポツダム宣言を受諾した理由も、それまでは海軍の降伏の進言に頑として耳を貸さなかった天皇が、次の原爆投下予定は京都と聞いて、皇室ゆかりの宝物などが喪われると言い出して降伏を決断した
それまで、本土決戦論を言う陸軍と結託して皇居、大本営を長野県に疎開させて関東に米軍を上陸させ市街地戦に持ち込むと息巻いていたのがあっという間に豹変した
つまり、天皇は敗戦では憲法の規定のある(天皇一人の専権であり輔弼不要の)講和大権を発動した訳だ