>>739 >>751
>ポツダム宣言を受諾した理由も、それまでは海軍の降伏の進言
天皇、陸軍、海軍はそれぞれ思惑があり同床異夢だった
海軍は
この戦争は負けと認める
しかし負けにも質と程度がありそれをいかに最小限に抑え再スタートにつなげるかが肝要
全力を出し切った挙げ句に負けたら再起不能になる
余力を残し負けを受け入れるべき
日本が負けたら、米国は日本を共産勢力の防波堤にするために占領後10〜20年で日本に再軍備を求めるはず(この時点で9条は想定外)
そのとき再び天皇を中心に戴いた国家を再建設し、それまで旧軍のノウハウと人材を保ち続けなくてはならない
そのためにはどうしたらいいか?

陸軍は
神国日本が負けるなどありえないし、負けを受け入れるくらいなら全日本人が天皇と共に自決するべきだ
そうすれば名誉を感じながら死ねるので、負けの汚辱に塗れることはない
という呆れるほど単純なもの

天皇は
自分の天皇としての義務は三種宝物(三種の神器)を永久に天皇家に受け継ぐことで自分で終わらせる事はできない
海軍の言うとおり、この戦争は負けなのだろうが負けを受け入れる前に米国に『三種宝物の安寧承継』を敗戦後も認める確約を得なくては駄目だ
その確約を得るまでは米国に原爆を落とされようが、臣民がどれだけ死のうが、本土に米軍が上陸しようと負けは絶対認めない

…とまあ、それぞれ自分勝手な妄想に囚われていて、一般国民のことなんて誰も考えてなかったことが最大の不幸
いまも自民党、安倍は国民じゃなく自党の利益、政権維持しか頭にないようだ